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2019年 新年挨拶

おかげさまでジャパン・インターカルチュラル・コンサルティングは昨年も多忙な一年を過ごすことができました。変わらぬご厚情をいただき、異文化トレーニングとコンサルティングを通じて皆様の事業をお手伝いする機会をいただきましたことに、心よりお礼を申しあげます。

日本企業で働く外国人社員や日本人の顧客、パートナー、投資家とかかわる外国人を対象とした弊社のセミナー「日本人と上手に働く方法」に対し、引き続き多くの引き合いをいただいています。また昨年は、異文化チームのコミュニケーションを向上し行動計画を策定するためのチームビルディングのセミナーも多数開催しました。さらに、教室形式のセミナーのコンテンツを補足するオンラインのセミナーに対しても、高い関心が寄せられるようになりました。

そして、新しい提携関係を開始して、弊社のグローバルなサービスをさらに拡大できる運びとなりました。定評あるトレーニングを1980年代からグローバルに提供してきたCharis Intercultural Trainingの設立者が引退することになり、その優秀なトレーナー陣とセミナーのデザインを弊社が引き継ぐことになったのです。これにより、中国、メキシコ、インド、フランス、ドイツ、イスラエル、タイなど、日本以外の文化に関するトレーニングを提供できるようになります。Charisは特にグローバルなバーチャルのチームでの働き方に関する専門性を有していて、ウェビナー形式でセミナーを提供することも強みとしています。このいずれもが、弊社の多くの顧客にとって役立つものだと思います。

私自身は、昨年も引き続き、多くの時間を日本で過ごし、チェンジ・マネジメントをテーマとしたセミナーを多数展開しました。多くの日本企業が最新のトレンドについていくため事業の進め方を進化させようとしているなか、このトピックに関心が寄せられています。

執筆活動のほうは、今年は新刊本が皆無という異例な一年となりましたが、いくつか進行中のものがあり、2019年には最低でも5冊を刊行予定です!日経産業新聞朝日新聞ニューズウィーク日本版のウェブサイト、帝国データバンクの「ビジネス最前線」の連載はこれまでどおり継続し、アルクのウェブマガジン「GOTCHA!」の人事に関する連載を新たにスタートしました。

2019年も多忙な始まりとなっています。1月には再び東京へ出張し、Regional Scrum Gathering Tokyoのコンファレンスで「サーバント・リーダーシップ」についてプレゼンするほか、クライアント1社で同じトピックのワークショップ、さらに国際文化会館での講演も予定されています。また、社員のモチベーション向上を目的としたHRテックのスタートアップとの新しいコラボレーションを開始予定で、これについての情報も1月にお届けできる予定です。

旧年中に賜りましたご支援とご厚情に謹んでお礼を申しあげるとともに、本年も変わらぬご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。皆様にとって2019年がすばらしい一年になりますように。

ロッシェル・カップ
社長
ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング